イタリア編
イタリアの豆知識


チップについて
トイレについて
ホテルについて
飲食店について
タクシーについて
喫煙について
TABACCHIについて
スリやジプシーについて
電車について


※思い出したら随時追加します
那夜の旅行記


1日目 成田~ロンドン~ローマ
2日目 ローマ
3日目 ローマ~ナポリ~カプリ島(青の洞窟)~ナポリ
4日目 ナポリ~フィレンツェ~ピサ~フィレンツェ
5日目 フィレンツェ~ベネチア
6日目 ベネチア~ミラノ
7日目 ミラノ~コモ湖~ミラノ
8日目 ミラノ
おまけ
 
 
 
 
イタリアの豆知識 
    那夜がイタリアで体験し学んだ事、添乗員さんから教えていただいた事を書き綴ってみました。
 
チップについて
ホテルでベッドメイキング等のチップの相場は0.8€。ま、那夜は面倒なので1€のチップを置いておきましたけどね。
あと、喫茶店や飲食店では、ホント、気持ちの問題なので、いくらでもいいと思います。お会計の際に、「お釣りはいらないよ」とかもOKっす。
那夜は気分で0.2€~0.5€を置いてきました。トイレ借りたりした時なんかは、その分も考慮した方がいいかもね。
また、公共のトイレでもチップ取られます。だいたい0.5€が多かったかな。
   
トイレについて
街にある公共トイレを利用するか、トイレが見当たらない場合は喫茶店でコーヒーでも飲み、そこでトイレを借りるのが一番。
なお、イタリアに限らないのかな?こっちの便器の形は統一性が無いうえに、男性の小便器も非常に高い位置についていることもあります。男性トイレに個室しかないこともあります。大便器(女性用も含む)には、高さが低めな便器で便座がついてない物も、けっこうな数あります。どうするのかって?当然、座るわけには行かないから、中腰(空気椅子状態)で用を足すしかないでしょう(笑)
流す時も様々で、ボタンを押して流したり、レバーだったり様々。
手洗い場も様々で、オートの所もあれば、レバー、捻るタイプ、足で踏んで水を出すタイプと、ヨーロッパ初心者を悩ませるタイプが多いです。
 
ホテルにて
イタリアのホテルには、歯ブラシ、スリッパ、ガウンが置いてないです(高級なところは知らないけど)。出発前に忘れないようにしましょう。シャンプー、リンスも基本的には無いと思ってください。
朝食のバイキングは、アメリカンタイプじゃないため、とっても質素。パン、コーンフレークがメイン。ハムやチーズ、ゆで卵があったらラッキーかなw
右の写真、これシャワーや洗面台等の蛇口のノブなんだけどね、画像じゃわかりにくいかもしれないけど、右の蛇口の中央にF、左の蛇口の中央にCと記載があります。ちなみに、Fが冷たい水、Cが温水です。
HOT、COLDの記載じゃないから、間違って冷たい水を出そうとCの方をひねると、温水が出るので火傷しちゃうかもね。
なお、ヨーロッパの人は浴槽を使う習慣が極めて少ないため、ホテルにはシャワーしか無いこともあります。下手すると、ロッカー並みの狭さで壁に固定式のシャワーなんてこともあります。
また、温水はいつでも出ると思っていると大変なことに。自動給湯ではないため、シャワーのお湯が途中でなくなる場合があるので、出なくなった場合は諦めて朝にシャワーするなどの気持ちの切り替えが必要。
今度は左の写真ね。これ、シャワールームの壁の上部についてて紐が垂れ下がってます。
まるで換気扇のスイッチみたいな紐。
これ、換気扇じゃないです。
非常用の呼び出しスイッチなんだよね。風呂場で苦しくなったとか、非常事態にホテルの係員を呼ぶための
物なんです。なので、間違っても引っ張らないように。
右の写真、便器の隣に、もう一個似たような物があるでしょ?
写真右の方の物ね。これ、何だと思う?
間違っても、洗濯に使ったり、用を足したり、顔を洗ったりしないでくださいね。この変な物の正体はビデです。
先にも述べたけど、ヨーロッパの人はシャワーしか浴びない人が多いです。特に固定式のシャワーだと、下半身・・・ようするに、股間やお尻を洗うのが困難ですよね。で、このビデに水を貯めて洗うんですよ。
日本のビデってピューッて出るやつ、あれは日本人が考案したもので、この写真のビデがビデの原型なんですね。
これに、ウンチなんかしちゃったら、当然流れていかないし、とんでもない大惨事になるので、気をつけましょう(笑)
次に、飲料水。イタリアの水道水は日本人が飲むには硬すぎます。飲めないことはないそうですが、けっこうきついかも。なので、ミネラルウォーターを宿泊前には買っておきましょう。ホテルにミニバーがあれば、そこで購入することも可能です。で・・・気をつけたいのが、ミネラルウォーター。こっちのは2種類あります。普通の水と炭酸水がミネラルウォーターとして売ってます。普通のが欲しい場合は、買う際に「ノン ガス」って言ってください。ガス入り(炭酸水)も、さっぱりしてますので、興味があったら飲んでみるのも良いかも。ちなみに、イタリアにはコンビニは無いので、夜に買出しが出来ません。自動販売機も無いです(ホテル内にもまずないと思います)。買い逃すと、一晩水が飲めないで過ごさないといけなくなります。
 
飲食店について
基本的に、席に着いたら、まずドリンクを注文してください。その後にゆっくりメニューを見て食べたい物を選びましょう。日本人観光客が多い場所では、日本語のメニューも置いてある店も多いです。あと、イタリア人って引き算が苦手な人が多いらしいです。なので、釣銭が間違ってるなんて事も多々あるので気をつけてね。余談ですが、カフェオレが飲みたいときは「カフェラッテ」と言って下さい。カフェオレはフランス語なので。
 
タクシーについて
料金は日本に比べて安いです。基本的にタクシーはタクシー乗り場でしか乗れません。それ以外で乗れるタクシーは偽のタクシーなので、ボッたくられますので要注意。当然、流しのタクシーもいません、居ても偽の可能性が極めて高いです。
 
喫煙について
店内等の建物内は基本的にどこも全面禁煙です(ホテルは除く)。その代わり、外に出れば、もう何でもありみたい(笑) 街のあちこちが吸殻だらけ。でも、喫煙者として皆さんは最低限のマナーを守って喫煙しましょう。
 
TABACCHIについて
TABACCHIというのは、日本で言う一昔前のタバコ屋さん。タバコだけじゃなく、飲み物やテレフォンカードも売ってます。街のあちこちに黒地に白の文字で「T」という看板が出てます。テレフォンカードは3€で買える物もあるので、添乗員さんとはぐれたとか、非常時に使う事もあるので、TABACCHIは予備知識として知っておきましょう。
 
スリやジプシーについて
人が凄く集まる場所・・・観光名所等でかなり出没します。ジプシーとは、ローブみたいなのを身にまとった女性(だけ?)の物乞い風スリです。中には赤ん坊を片手に抱き、こちらに押し付けるように擦り寄ってきながら物乞いし、赤ん坊で死角になっているウエストポーチ等から財布を抜き取ろうとしたりします。物乞いや、必要以上に近寄ってくる人は、極めて要注意。街を歩くときは、必ずカバンのチャックなどの箇所に片手を添えて歩くようにしましょう。マジで油断大敵な街ですので。
 
電車について
乗り方なんですが、まず切符を買います。で、駅には改札口がないので
右の写真の改札機に切符を挿入し刻印します。あとは、そのまま、乗るべき電車に乗ればOK。電車は、日本と違って、時刻どおりに来ませんので気をつけてください(日本のバスに近い感じかな)。また、発車ベルも鳴らないので、モタモタしてると乗り遅れます(笑)電車のドアは、自動で閉まりますが、開けるのにはボタンを押したりと、なんらかのアクションが必要です。他の客の動きを参考にするといいと思います。
目的の駅に着いたら、そのまま下車して目的地へ。改札口が無いので、当然、そのまま駅を出ましょう。
で、那夜が思ったのは、キセルする気になったら簡単にできそうな気がするシステムだなぁって事かな(笑)


那夜の旅行記
 
1日目 成田~ロンドン~ローマ 2005,09,23
 ようやく、待ちに待ったイタリア旅行の始まり。イタリア語に関しては全然知識も無いため、今回は添乗員付きのツアーに参加しました。9日間の旅になるのでありったけの着替えを持ち、今回購入した、ほとんどの国でも使用できる変電機も用意しました。それにしても、相変わらず荷物が多い那夜・・・。
 成田に到着し、集合場所へ。けっこう忙しく、免税店でタバコとか購入する時間が無かったのが残念。飛行機に乗り込み、いざ出発。ロンドンで乗り換えてイタリアに向かうため、凄い時間がかかるのだ。さすがに喫煙者の那夜にはキツかった~。途中、物凄くタバコが吸いたくなりながらも、我慢しようやくロンドンへ。ロンドンの空港で喫煙チャンスがあるかと思いきや、乗り換えの時間に余裕が無くけっきょく吸えずじまい(笑)で、けっきょくイタリアまでの十数時間タバコは我慢。
 ローマに到着した頃には夜中。ちなみに、こっちは日本と7時間の時差があります(この時季、サマータイムでした)。すぐにバスに乗り込み、一路ホテルへ。添乗員さんから、ホテルでの注意事項等の説明を聞きホテルへチェックイン。明日の朝は早いし、時差の影響と疲れもあり、すぐにバタンキュー・・・寝ちゃいました。
 
2日目 ローマ 2005,09,24
 時差の影響で、朝はバッチリ目が覚めてました。そりゃ、日本じゃ真昼だもんな~。バスに乗って、最初の観光地、バチカン美術館へ。
右の写真でもわかるとおり、すっごい行列が開館まえにできてました。世界規模の観光地だもんね、仕方ないか・・・。ここで並んでいるとき、うちのツアーメンバーがジプシーに狙われ、あやうく財布をスラれる寸前だった騒ぎがありました。初日から、こんな怖い目に会ったので、みんな警戒心が強くなったのは言うまでもない。ある意味、良い経験だったかも。美術館の中は、すっげーいろんな物が展示されてました。石像や絵等いろいろ。那夜は歴史は好きだけど、文化系の物にはあまり興味ないので、美術館の説明は省略するね(笑)
次は、ミケランジェロの壁画に埋め尽くされたシスティーナ礼拝堂。
ミケランジェロ・・・歴史に興味の無い人でも名前くらいは知っているだろう歴史上の大人物。こんな人の絵を目の当たりにできるなんて感激。
そのまま次のサンピエトロ寺院へ移動。
なんだか、どこがどれで、何が何で・・・既によくわからなくなってきている那夜であった。今書いている、観光地を巡った順番も怪しいもんだ(笑)
さすがに、サンピエトロ寺院は大きく、中も凄い!たぶん、那夜はでかい口を開けたまま中を見て回ったんだろうな(笑)
バスに戻って、お昼の時間。
 イタリア料理、今回の旅行の那夜の楽しみの一つ。本場のイタリア料理はどんな味なんだろう??すっげー楽しみ。お昼のメニューは、ボンゴレビアンコ。味がちょっと薄くて、塩をかけながら食べたんだけど、麺は最高。絶妙なアルデンテで食感はバッチリ。これが本場のイタリア料理か~。
 食事の後は、これまた楽しみだった一つ、コロッセオ。映画「グラディエイター」でも有名ですよね。古代ローマ帝国の遺産を、目の当たりにすると、なんともいえない感動がこみあげてくるっす。残念ながら、今回のツアーでは中には入れなかったけど、見れただけでも嬉しいっす。帰国したら、また「グラディエイター」観ようかな(笑)
 次に、移動した先は、有名なトレビの泉。トリビアの泉じゃないよ(笑)この泉の近くにあるジェラート屋さんでアイス食べました。NAKATAってアイスもあって、これも美味しかったよ(笑)で・・・ここでアクシデント。トレビの泉にコインを投げ込み、記念撮影してたら、集合時間に数分間に合わなく、ちょっと手違いもあって、うちら置いていかれちゃったのよ(笑)で、TABACCHIでテレフォンカードを購入し、添乗員さんと連絡取ろうと思ったんだけど近くにあった公衆電話が故障中。イタリアの公衆電話って、あちこち故障中のも、そのまま放置されてる事多いらしいんだ。で、考えた結果、次に行くスペイン広場は歩いて移動する予定だったので、地図見ながら自分たちで移動。スペイン広場にて、ツアーのメンバーの1人に遭遇できたので、スペイン広場での集合時間と場所を確認し、最終的には合流できました。ホントははぐれたら、その場で動かないのが一番なんだろうけど、那夜の悪い癖で、じっとしていられない性分(笑) うまく合流できたから良かったものの、そのままはぐれっぱなしだったら・・・って考えると、怖いね(笑)
 1日目の夕食は、カンツォーネディナー。ここでも、イタリア料理が食べれた。そうそう、食事の前に、少しフリーの時間があったので、レストランの近くのスーパーで飲み物を購入しておきました。夜中飲む物が無いと困るからね~。
 で、ホテルに戻り、やっぱりバタンキュー(笑) どうしても、時差の影響が抜けない(^^;
 
3日目 ローマ~ナポリ~カプリ島(青の洞窟)~ナポリ 2005,09,25
 ローマから一路、ナポリへ。ナポリってとっても治安が悪いんだそうです。基本的にナポリ市街で遊ぶ事はないので、一安心。で、世界3大美港の港へ到着。船に乗ってカプリ島へ。今日は一番楽しみにしていた青の洞窟。天気もよく、凪もすくなく、とっても運よく青の洞窟へは入れると情報が入ってきました。さっそく船で青の洞窟へ向かう(右の写真)。さすがに、イタリアを代表するリゾートアイランドだけあって、すっごく綺麗。
船酔いの心配をしているメンバーもいたけど、うちらは船には慣れっこです。ダイビングで乗りまくってるから(笑)青の洞窟が近くなってくると、海の色は綺麗なコバルトブルー。グアム等の南の島に匹敵するくらい綺麗。思わず、船から海の中へエントリーしたくなってしまうダイバーの性分を抑え、おとなしくしてました(笑)
 青の洞窟入り口付近は、船で順番待ち。大変混みあってます。運が良くないと入れない青の洞窟なので、入れるとなるとカプリ島に居る観光客が、どっと押し寄せるので仕方のない事。船の上で順番が来るのを待つ。乗り物に弱い人には試練の時間だったかもしれないっすね。
ようやく順番が回ってきて、小船に乗り移り、いざ青の洞窟へ。
入った途端、もう感動の嵐。すっげー綺麗なんだよ。形容しがたい美しさ。海面がブルーに光ってるんだよね。撮影するのにストロボ焚くと、普通の洞窟に写っちゃうので、ストロボ無しで撮影。シャッター速度も長めにしてあるので、船のゆれで写真がぶれてしょうがない(^^;唯一綺麗に撮影できたのが右の写真。
あとは、もう諦めて動画で撮影してました。小船を漕いでいるお兄さんが、2€追加で洞窟内をもう一周してくれるというので、チップを払いもう一周してもらった。
ほんとこの洞窟、感動しまくり。生涯、こんな美しい自然の風景を見られるのって、そうは無いんじゃないかな~。
青の洞窟は、乗り物に弱い人は酔い止めの薬、必須です。別なツアーのお客さん、妊娠中で酔い止めが飲めず、ひどく寄っちゃって、けっきょく青の洞窟目前で諦めて、うちらの船で帰っていきました。那夜の隣に座ってたんだけど、奥さん涙流してたよ。悔しかっただろうなぁ。慰めの言葉も浮かばなかったよ。
 次に、カプリ島の山の上まで移動し、そこで昼食。ここではリゾットと魚料理が出ました。ここのリゾット、日本のリゾットと違って、お粥チックじゃないんだよね。米がお粥みたいにトロトロになってなく、しかも煮込んだ鍋から米だけすくいあげて皿に盛った感じで、すっげー美味しかった。イタリアンヽ(´ー`)ノマンセー(笑)
 さて、イタリア本土のナポリに戻り、一路ポンペイへ。ここは、那夜が子供の頃から興味があったポンペイの遺跡があるんです。右の写真の奥に見える山が、ベスビオ火山。この山が噴火して、このポンペイの町が埋まってしまったのですね。このポンペイが栄えていた時代の日本は、竪穴式住居とかって言ってた時代の頃なんだそうです。
ポンペイは非常に栄えていて、鉛でできた水道管まであったのだ。けっこうな広さの遺跡で、ホント、この町が栄えていたのがよくわかります。通路は石畳でできており、車道、歩道がきちんとある。大衆浴場にはスチームサウナまで。当時のローマ帝国時代は一般市民用の大衆浴場があちこちにあったんですよ。あとは、パン屋さんの跡や今の日本で言う風俗店まであった。
けっこうここでも写真撮ったんだけど、乗せるスペースも無いので、また機会があったら照会しますね~。
ちなみに、ナポリあたりから南のイタリアでは、柑橘系の果物の生産が多く、ポンペイの遺跡の外で、生ジュースが飲めるんです。オレンジジュースを飲んだんだけど、ホント、オレンジの素材の味で、超うまうま♪お薦めのジュースです。値段は忘れちゃいました。そんなに高く無かったよ。
 この遺跡を後にし、一路ナポリ市内のホテルへ。
ホテルにチェックインしたあと、再び集合し、街の中のピザ屋さんで夕食。
ここのピザ屋さんが、必殺だったんよ。注文の品が全然出てこないし、料理も、各テーブルの各人に順番に置いていけば良いのに、ランダムに置いていくもんだから、料理が無い人とか続出。うちらのテーブルなんか、最初のドリンクすら何も来てなかったし(笑)挙句の果てには、清算の際に計算は間違ってるわ、お釣りの計算も間違うわ・・・。
添乗員さんの話によると、イタリア人は引き算が苦手らしい。そのうえ、イタリア人全般的にアバウトな人間が多いようです。
 食事の後、ホテルに戻り、明日のために早く寝ました。
 
4日目 ナポリ~フィレンツェ~ピサ~フィレンツェ 2005,09,26
 朝から、バスでナポリの街を眺めながら、駅へ向かう。治安の悪さを感じさせない綺麗な街並みは、さすがに「ナポリを見て死ね」と言われるだけはあるかな。
右の写真なんか、「魔女の宅急便」のシーンにそっくりな感じで、とても綺麗。
ちなみに、丘の上の高い位置に建っている家は基本的にお金持ちの家。庶民は低いところに住んでいるそうです。写真には写ってないけど、この写真の左後方に卵城というお城が、海に突出してそびえたってます。余談ですが、ナポリタンスパゲッティってイタリアにはありません。あれは日本人が作った物なので。間違ってもイタリアで注文しないようにしてくださいね(笑)きっと変な顔をされると思うから(笑)
 電車にてナポリからフィレンツェへ移動。ナポリの駅はもう驚きばかり。駅の内部にパトカーいるし、警官居るし(笑)でね、スリにあったくらいじゃ警官は動いてくれないらしいよ。刺されたとか、そういったレベルじゃないと(笑)
でね、駅だけじゃなくイタリア全土の町で思ったけど、落書きが凄いのよ。東京都内とかの壁とかに書いてある落書きあるでしょ?あれと同じ落書きが待ちのいたるところに。挙句の果てには、電車の車両にまで書いてるるんだからビックリ。
落書き消さないのもイタリア人ならではなのかな・・・ま、消しても書かれるんだろうけどね(笑)
 さて、うちらが乗るのは右の写真の電車、世界一美しいと称される新幹線ユーロスター(実はたいした事ない)に乗りました。
 電車に乗り、頭の中で「世界の車窓から」のBGMを流しながら、イタリアの風景を車窓から眺め3時間半かけて移動。当然、車内は禁煙。移動が多いこの旅行。喫煙者には少々しんどい(笑)座席も、やっぱ日本の電車の方が乗りやすいし楽ですね。でも、景色は最高。イタリアの町や、田舎風景、河川等、日本じゃ見られない風景を堪能する事ができました。
 さて、目的地フィレンツェに到着。那夜はこの街が大好き。街並みも好きだけど、ローマやナポリみたいなゴチャゴチャ感が無い感じで、比較的閑静な感じもしたし。
この街なら住む事が出来そう^^って思えました。
お昼は、ラザニア。これが最高に美味しかった。おかわりしたいくらい美味しかった。また来る機会があったら、もう一度、この店に来てラザニア食べたいなぁ~。
 さて、昼食後はピサへ向かいました。そう、右の写真、あの有名なピサの斜塔です。当たり前だけど、ホントに傾いてました(笑)
ホントは中に入って登りたかったんだけど、予約したごく一部の人しか入れないそうです。うちの相方、ここに居る間、「入りたいな~」とずーっと呟いてました。高所恐怖症の癖に(笑)でね、ここには斜塔だけじゃなくて、聖堂とかもあるんだけど、それらも傾いてるんですよ。ほら、ピサの斜塔って、地盤沈下で傾いた建物だから、他の建物もやっぱり、地盤沈下の影響で、傾いてるんだよね。なんとなく、目の錯覚かと思ってたけど実際傾いてました。
年々、少しずつ傾いていっているそうです。
ここを後にし、一路ホテルへ。
 実は、那夜が持参したデジカメのスマートメディアの容量がいっぱいになりかけていたんですよ。で、ホテルの近くのスーパーへ皆で遊びに行ったときに、家電製品も置いてあったので、探してみたらありました、スマートメディア。128MBの物を、ここで購入。ホテルに戻ってスマートメディア見てたら、MADE IN JAPAN。わざわざイタリアに来て、日本の製品買うとは思っても見なかったです(笑)
 
5日目 フィレンツェ~ベネチア 2005,09,27
 まず、ミケランジェロ広場からフィレンツェの美しい街並みを眺めにいきました。これぞイタリアって感じの風景でしょ?(右の写真)。で、次からがトラブル続きでした。最初に見る予定だった聖母教会ドゥオモは凄まじい行列、これに並んでいたら予約しているルネッサンス期の名品(ビーナスの絵等)が集められているウフィッツィ美術館に間に合わない。予定を変更して、美術館へ向かうが、今度は美術館でストライキが起きてて開館してない。イタリア人って、すぐにストライキやデモをするんだよね。ストライキが終了しても、予約の客が詰まってるから、見る時間は、かなり遅い時間になってしまう。しかたなく、代替で別な場所を見ることに。フィレンツェでの観光は、全て予定外の場所で終わり。スッゴク残念。これでは不完全燃焼。
昼食は、トスカーナ料理。とはいっても、何を食べたのか、ちょっと覚えてない(笑)
でも、予定の観光名所は見れなかったけど、さすがフィレンツェ、街並みが綺麗。実際に訪れてみて、ますますこの街が気に入りました。またイタリアに来る機会があったらフィレンツェは絶対に来よう。あ、ちなみに、ミケランジェロ広場やウフィッツィ美術館の前にダビデ像がありますが、これらはレプリカなんですね。本物は別な美術館に展示されてます。昔は、ウフィッツィ美術館前に本物が建ってたそうなんですけどね。
昼食後、近くの免税店でお買い物。でも、那夜はブランド品に興味が無く、外の広場でハトと遊んでいたら、この右の写真のおばあちゃんと仲良くなっちゃってさ、持ってたパンを少し分けて貰い、ハトにあげて遊んでました。ハトも可愛くて好きだけど、世界共通で、お年寄りは可愛くて好き^^それにしても、イタリアの街、全体的にハトが多い。物凄く多い。街のあちこちが、上野公園を超えるくらいの数います。他所にいるハトは可愛くて好きなんだけど、この数のハトが、自分の家に押し寄せたら・・・・すっげーやだな(笑)
この後、バスにのって、ベネチアへ移動。今夜の宿泊場所です。
ベネチアは水の都として有名なんだけど・・・蚊が多い(^^;
夕食のレストランでアドリア海のシーフードを食べたんだけど、店内、蚊が飛び交ってる。那夜も刺されたんだけど、こっちの蚊の威力は凄いんよ。腫れ方が尋常じゃないんです。虫刺されを持って行くのを忘れた那夜は、別な仲間にムヒを借りて塗りました。すっごく痒かった。皆さんもベネチアに行く際は虫刺されを忘れずに持っていきましょう。
 
6日目 ベネチア~ミラノ 2005,09,28
 「大地は神が創ったが、このベネチアだけは人の手が創った」という言葉で有名な水の都ベネチア(ベニスともいう)。最初に訪れたのは、サンマルコ寺院、次にドゥカーレ宮殿。案内してくれた現地ガイドさんは映画「ハムナプトラ」の悪役にそっくりなアントニオさん(笑)でも、日本語も上手で面白かった。が、さすがに、寺院や宮殿は散々見てきたので、なんだかどこを見ても同じに見えてきた(笑)
ベネチアは、ゴンドラで有名だけど、もう一個有名な物があります。それはベネチアングラス。すっごく綺麗なガラス細工で、しかも頑丈、そして高価な物です。その工房を見学。那夜が唯一買った高額の品がベネチアングラスです(笑)那夜が買ったのは比較的安めのものだけど、赤い(赤が一番高価なんです)物が、たしかペアで100€、水色のがペアで90€だったかな。日本円で3万円弱の買い物をしました。インテリアとしてもかなりセンスあると思うし、もちろん使ってもよし、頑丈なので夫婦喧嘩の際に投げつけるのもOKと工房の人が言ってました(笑)
 昼食の後、いよいよゴンドラです。右の写真、ベストポジションなのに、橋の上に人だかりが出来ててなんだか残念。やっぱ、ディズニーシーや名古屋のイタリア村のゴンドラなんかじゃ、本場のゴンドラにはかなわないっす。ちなみに、乗り終わった後、チップで0.5€払うのが基本だそうです。
 次に、バスで移動し、モードの都ミラノへ向かう。
ミラノへ向かう途中、ロミオとジュリエットの舞台として知られる中世の古都ヴェローナへ立ち寄った。右の写真はジュリエッタの家です。この建物の手前に、ジュリエッタの像があり、触れると幸せになるという。で、皆が触るもんだから、右の写真のように黒い像の色が落ちている。ちなみに、触れる部分は世界共通のようで胸(おっぱい)の部分の色が一番おちている(笑)しかし、ロミオとジュリエットって悲劇のお話じゃなかったっけ?ま、いいけど。
そして、ミラノへと向かいます。さすがに移動範囲が広い今回の旅行、けっこうバスに乗ってる時間が多いです。それはそれで、楽しいけどね。
夕食は、なぜか中華料理でした(笑)ま、さすがに、イタリアンばかりじゃ・・・って事なんだろうけどね。
 
 
7日目 ミラノ~コモ湖~ミラノ 205,09,29
 ホテルからバスでミラノの中心部へ。オペラの殿堂スカラ座の前で下車し、ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世アーケードの中を通る。このアーケード、右の写真(縦向)がそうなんだけど、TDLのワールドバザールみたいな造り。あくまで推測だけど、TDLのワールドバザールは、ここをモデルにしたんじゃないのかな。アーケード内はブランド店が軒を連ねています。
このアーケードを抜けると、右の写真(横向)がゴシック建築の最高傑作といわれるミラノのドゥオモ。内部の写真は、翌日にも訪れているので8日目に掲載しますね。この写真はドゥオモの後ろ側。正面は工事してて幕に覆われているので撮影しませんでした。
 昼食ではミラノ風リゾットとミラノ風カツレツを食べ、午後はフリータイム。
フリータイムでは、イタリアの高級リゾートであるコモ湖へ希望の人は添乗員が連れて行ってくれるので、那夜たちはコモ湖へ向かう事にした。
 
 コモ湖はイタリアとスイスの国境付近にあるリゾート地で、イタリアの雰囲気よりも、スイスチックな雰囲気の場所です。さすがに避暑地としても使われる場所なので涼しかったっすね。ここで、船に乗り、1時間遊覧しました。この船、水上バス的な役割もあるらしく、あちこちに停泊場があり、湖の反対側へ移動したりするのに利用する人も多かったです。船だけじゃなく、水上に着水できるタイプの飛行機も飛んでおり、しばしば空から着水する光景が見れました。空気もよく、イタリアに来たのにスイスにも行ったような気分になれたので、ちょっぴりお得な気分になれました。
コモ湖からミラノへ戻り、もう夕方だけど残った時間をフリータイムとして活用。
明日の1日フリータイムのために、モンテナポレオーネ通り(ブランド店が多い通り)とか、場所をチェックしておいたっす。で、相方が唯一見たがったブランド店、ブルーノマリの店、「るるぶ」の最新版で住所を確認しながら行ったのだが、その場所に店が無い。住所も間違いない。仕方ないので現地の人に聞いてみると、どうやら、つい最近、別の場所に移ったらしい。イタリアは、すぐに店の場所が変わったり、店が閉まっちゃったりするようです。なので、はっきりいって、観光雑誌等の店の情報は当てになりません。ツアーの仲間も、行きたい店が無かったと話してました。イタリアで買い物目的の人は、雑誌よりも、その店の公式サイト等で確認しておいた方が無難だと思います。
 夕食は、自分たちで店に入り済ませました。那夜が一番楽しみにしていた、本場のカルボナーラ。食べる事ができました。味が濃かったけど美味しかったよ。ピザも、やっぱ本場、美味しかった。やっぱイタリア人、食に貪欲なだけあって、食べ物は美味しい。
ホテルまで帰るのに、ツアーの仲間と食事の際に合流していたので一緒にタクシーで帰ってきました。
いよいよ明日はフリータイムの後は帰国。なんだか、寂しい気分でいっぱいになってきました。
 
8日目 ミラノ 2005,09,30
 今日は朝からフリータイム。ホテルの前の駅から、電車に乗ってノルド駅までやってきました。写真(左側)は駅からドゥオモへ向かう途中の風景。途中、こっちのマクドナルドへ寄って昼食。その後、昨日のアーケードに到着し、相方が財布が欲しいって事だったのでグッチの店へ。とりあえず、商品を見ただけで、今度はモンテナポレオーネ通りへ。こちらでもグッチの店を訪れ、他の店もウィンドウショッピングで楽しんだ。けっきょく、最初のアーケード内にあったグッチのお店で財布を購入。この後、ドゥオモへ再び訪れました。内部は写真(右側)のとおり。けっこう街の中をふらついてたので、そろそろホテルに戻る時間帯。17時30分集合時間厳守なのです。  
ノルド駅に到着し、ここで、ツアーの仲間に遭遇。一緒にホテルまで帰ってきました。右の写真はホテルの前の駅です。駅4つしか来てないのに、けっこうのどかな風景になっちゃうんですよね。
 ホテルに到着し、全員が無事戻ってきたのを確認し、バスに乗り込み空港へ。あぁ~、いよいよ帰るのか~・・・。なんだか、あっという間だったなぁ。ツアーのメンバーとも仲良くなれたのに、お別れなんて寂しい。もう二度と、このメンバーが集まる事は無いんだろうな~。みんな個性的で楽しい旅立ったな。そして、添乗員さんも凄く親切で楽しく、知識が豊富だったので凄く楽しめた。
 空港へ到着し、免税店で職場へのお土産を買いに。しかし、売っているお菓子やパスタの麺・・・なんだか日本でも買えそうな物ばかり。けっこう買う物に困ります。そして、飛行機に搭乗。また、約11時間かけてのフライト。機中泊となり、成田空港へ到着。入国手続き終了後、トランクを回収し解散。
 今回の旅で知り合った皆さん、ホントお世話になりました。また、機会があったらどこかでご一緒したいですね。


※9日目は機中泊し成田空港へ到着のスケジュールだったので省略します。
 
おまけ
 左の写真、右のカップがカフェラッテ、左のカップがカプチーノ。模様がお洒落ですよね。けっこう、あちこちの店で出されるものがこんな感じに模様が描かれてます。
 右の写真、ツアーの仲間が掴まされた偽札。上が本物、下が偽物。この写真じゃわかりづらいかもしれないけど、透かしてみると、札の右側のラインに20の文字がくっきりと出ないし、すかしもハッキリしてない。そもそも本物の札は絵柄の部分がザラザラしてるのに対し、偽札はサラサラでただ印刷してあるだけ。紙質も違う。